注目したい新たなサポート
介護の負担を軽減するとして大きな注目を集めているのが「見守りサービス」と「介護ロボットサービス」です。見守りサービスはある程度自立した生活を送っている高齢者を対象としたサービスで、離れて暮らしている家族も安心できるように訪問やセンサー、カメラなどで見守ります。介護ロボットは現場の負担を減らすとして大きな期待を寄せられていますが、高額で操作が難しく、ニーズにも合っていないため普及が伸び悩んでいるのが現状です。もっと使いやすい介護ロボットの開発が今後の課題です。
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高齢者見守りサービス
安否確認や緊急時の対応、安全の確保など、状況に応じたサービスで高齢者を見守る「見守りサービス」は離れて暮らしている家族にはとても心強いサービスです。民間のセキュリティ会社や郵便局が中心となって実施していますが、介護保険は適用されないためすべて自費となります。見守りが中心のため、介護が必要な人ではなくある程度自立した生活を送っている人が対象です。見守りサービスには訪問型、センサー型、カメラ型など様々な種類があるので、高齢者や家族の生活に適したタイプを選ぶといいでしょう。 -
介護ロボットサービス
慢性的な人手不足に悩んでいる介護業界で注目を集めている「介護ロボットサービス」は、まだまだ発展途上中の分野ながらも介護の負担を軽減するとして大きな期待が寄せられています。介護ロボットは、移乗支援ロボット、服薬支援ロボット、認知症セラピーロボット、食事支援ロボット、というように使用目的ごとにカテゴリー分けされています。しかし、現場のニーズに合っていない、操作が難しい、高額すぎる、などの理由で普及が進んでいないのが現状です。
これからの介護
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IT技術によって人手は必要なくなるのか?
介護ロボットは操作が難しいこともあり、適切に扱えるスタッフがそれほど多くありません。介護ロボットを活用した業務の効率化を図るために、2019年3月、スマート介護士という新しい資格が創設されました。
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介護ロボットサービス
まだまだ発展途上の分野ながらも、負担を軽減するとして大きな期待を寄せられているのが介護ロボットです。介護ロボットは使用目的ごとにカテゴリー分けされていますが、操作が難しく現場のニーズに合っていないとして普及が伸び悩んでいます。